一番最初に上げた曲はこちら。
DATEKENさん作詞作曲、ボーカルは鏡音リン。
「蜜月アン・ドゥ・トロワ」
今はチャンネルの質を高めたくて、限定公開にしています。動画自体を消す予定はないです。
当時、私はまだ高校3年生。卒業間際でした。
学生の時は配信アプリで、アカペラだったり弾き語りだったり、とにかく自分の好きを詰め込んだ音楽活動をしてました。音質なんか気にすることなく。
それもあってか、YouTubeに歌を上げるのは媒体が広くなるだけだ、というとてつもなくアホな考えで構えてました。
まずは何を歌うか。これは結構前から決めてました!
女性歌い手の中で、私が最も聞いていた人―――ダズビーさんの、カバー曲。
あんなに柔らかい声で、バラードからダークな曲まで歌いこなすダズビーさんの声を、暇さえあれば飽きることなくずっと耳にしていたくらい、大好きな方です。今も変わらず聞き続けています。
蜜月アン・ドゥ・トロワは特に好きだったため、迷いなく録音しました。
機材は持っておらず、手元にあるのはスマホとイヤホン、そして購入したばかりのブル―のPC。
スマホで録音したあと、PCに移し、無料のソフトで整えたつもりで完成した歌ってみた。ピッチ修正はなし、ところどころ歌詞に不安定さが滲み出て、今聞くとかなり酷い…。音質も最悪。クオリティーや誰かからの声、というよりは「投稿する」という行為そのものを重視していた初投稿でした。
にしてもよく上げた、1年前の私。
そもそも、なぜ歌を上げようと思ったのか。
一言で表すなら「挑戦」が相応しいです。
高3年生に上がる少し前にコロナが流行り始め、そのとき家の中でひたすら考えていたのは、どうやったら自分が死ぬ瞬間に納得のいく人生だったと思えるのか、ということ。
実を言うと、中2の時は地震も経験しました。
友人に会えない、大好きな部活もできない、楽器が弾けない。
家はアパートで、ゆがみ、二階からのありとあらゆる水漏れ、もちろん室内はぐしゃぐしゃ。工事が入るまでの半年間は家には戻れず。
命があっただけ、本当にありがたい話です。
自分が生きている間に、こんなに大きな出来事が起こるとは微塵も思っていなかったのが正直なところ。
まさに、人生いつ何が起こるかわからない、というのを身をもって味わいました。二度も。
それでも、そんな中でも絶対に消えなかった存在。
音楽、表現の世界。
楽しいときはもちろん、苦しいとき、辛いとき、自分が成長できたと感じたとき、いつだって音楽やどこかの誰かが生み出したストーリ―が側にありました。
私は、小さい頃から何か創作物を通して表現をすることが好きでした。この好きを、できることなら一生続けたい。もっと、時間をかけて向き合いたい、と思ったんです。
そんな気持ちが、休校期間中に固まりました。
腹くくったよな?やれるよな?私。
そんな心持ちで上げた初投稿です。(歌声にそんな覇気はないですが(・・;))
あれから1年がいつの間にか経ってました。時の流れは本当に早いです。
だから余計に思います。
失敗しても挫折しても、もしかしたらいつか黒歴史になるようなことしてしまったとしても、精一杯生きていたいと。
今年も、言ってる間にどこぞのサンタでお店が溢れ、気付けば年越しそばを食し、おみくじを引きに行くんです。
時間は止まってはくれません。でも、使い方は自分で選ぶことが出来ます。
まだ始まったばかりでしょう。
そう自分に言い聞かせながら、今日も脳内ミュージックパーリーで活動してきます。
1年前の私の決断に対しての、ありがとうを添えて。
おまけ
本日の作業BGMはこちら!
Shadow and Truth/ダズビー×RosaH Cover
アニメ「ACCA13区監察課」のOPになります。
私はアニメではなく漫画で読みましたが、これがまた面白かったんです(^^♪
ACCAも曲も、とにかくカッコいい。おすすめです!