8月24日、22歳になって人生初の1人旅行。メインは明日、25日のKアリーナ横浜だがホテルの関係でこの日は東京で過ごした。
全部とにかくデカい。駅周りの建物は、真下から見上げると首がもげそうなくらい高い。田舎育ちらしい感想だと思う。
東京に来たからには買い物して、名物を食べて、観光して遊んで、それから…という風にはならず
それよりも私にとっては重要な「対話」に時間を使った。
ずっと先を行く方の物の見方、考え方を知りたくて。
お声掛けした時期がかなり急だったのにも関わらず、時間を作っていただけた。
お話を聴いていると、私が知っている以上に幅広い分野で活動されており
「大変だけど楽しい、苦ではない」と物語る表情に惹き込まれる時間。
色んなお話をしたが、私が一番印象に残ったやり取りがある。
新しいことに対して恐怖心はないのか、と尋ねると
「恐怖心はある。けれどそこを考えるときりがないから、余程のことがない限り受けると“決めている”」と返ってきた。
そもそも「やらないという選択」が、限りなくないに等しい。
元々、色んな事に興味を持って実際にやってみたくなる性格、という風に話されていたが
それでも湧いてくる不安の対処法は、その方の自分自身との約束にあった。
チャンスがあっても、その数秒後に頭の中が不安製造機になってしまう私にとっては、どうするか決めるのはいつも、考えがまとまったあと。そして実際にそうなるかも分からない不安要素を信じて、大半が見送り。
考えすぎな私には、極端なくらいの決断力が必要なのではと感じた瞬間だった。
死ぬほどやりたくないことはやる必要はないと私は思う。(興味のない物事に対して見向きもしない私はその辺は大丈夫そう)
ただ「やってみたいけど…」と、不安や言い訳で霞んでしまった最初に浮かんだはずの「やってみたい」は、真っ先に自分で拾い上げて、恐怖も認めながら行動しないと、現状維持がひたすら続くだけ。先の見えない不安ばかりに気を取られて進めない、そっちの方がずっと辛くないか?と、帰りの電車で自問自答。
不安や心配事から無理やり目を背けるのではなく、受け入れた上で、まず一歩目を踏み出す。
小さくても良いから、気になることや、試してみたいことを、自らなかったことにしない。
やってみないことには分からないことだらけだから。
文字にすると余計に、「頭では分かっていること」でしかなくて
こんなことも出来ないのかと自分に苦笑したくなるが
根拠のない「私なら出来る」という想いをどうしても実現化したい。
今年が終わるまで、あと4ヶ月。
もっと自由な選択肢を持って行動したい。
新年を迎える前、登録者数4桁を達成したいし
音楽を自分で作っていきたい。
もっと色んな方と交流して視野を広げたいし
何より今の環境から音楽中心の生活に変化させていきたい。
4ヶ月間は、実験期間みたいな感覚で「楽しみながら」を忘れずに活動していこうと思う。